2015年5月6日水曜日

由布・くじゅう遠征2日目

さて2日目はあいにくの雨…(T_T) 雨もまた楽しめる自然のひとつ、ということも登山クラブで学んだことですが、やはり危険な箇所などは行けません。というわけで、ガイドさんがフレキシブルに行程を組み直してくれました。プロはすごいなぁと思います。次の日がまた晴れ予報だったのが幸いしました。

当初は牧ノ戸から入ってこの日に久住山や中岳に登る予定でしたが、逆のルートを辿ることに。この日は長者原(ちょうじゃばる)から入って、法華院温泉まで登ってのんびり宿泊。翌日に帰広を遅らせてメインの山々を登ることとなりました。

2日目
6:30 起床
7:00 朝食
8:00 出発
9:10 長者原ビジターセンター
10:00 出発
12:50 法華院温泉山荘 到着
17:30 夕食
21:00 就寝

たっぷり寝たので元気にモリモリ。

湯布院YHの朝ごはん

食堂の雰囲気も、すごくステキです。

昔の祖父の部屋を思い出すような

そうそう、相部屋はこんな感じでした。手前にもう一つ二段ベッドがあります。

快適でした

このお宿は、帰りにオーナーさんがカントリーロードを歌って送り出してくれるのが名物だそうです。びっくり嬉しかったし、楽しかったー(^^)

お世話になりました

さて長者原ビジターセンターへ。ここでガイドさんが車を移動させる間、しばらく待機。周りを散策したり、土産物を見たり試食したり…雨が降ったり上がったりしています。

長者原ビジターセンター

ここは熊本だっけ?と思うような一角がありました。

静かな迫力

無料の足湯も

さて出発。雨が降っているせいで、涼しくて気持ちいい(^^) この木道がまたステキで、憧れの尾瀬にもう行ったような気分になってしまいました。

ちっちゃい子も

マイナスイオンなう

途中、雨がひどくなる前に腹ごしらえ。この日配られたお弁当の中身は、爆弾おにぎり2つといきなり団子でした。いきなり団子、名前は聞いたことがあるけど初めて食べました。お芋と餡が入っているのですね。出来たてあつあつで美味しかったー。でもあとおにぎり2つも入らない(笑)。ちょっとずつ食べよう…。

いきなり団子

雨ヶ池、というところに出ます。ここは、お天気によっては水で満たされて池になるそうです。不思議な場所。この日は全然水がありませんでした。

池になったときに来てみたい

雨ヶ池の説明

クサボケ、というお花

雨の日の岩場は滑るので慎重に…。

レイン戦隊

この辺りの名物のひとつが「ミヤマキリシマ」という花。時期にはまだ少し早かったのですが、時々咲いているのを見ました。ピーク時には一面ピンク色になって、それはそれは美しいそうです。

フライングしたミヤマキリシマ

やがて「坊がツル」という草原に出ます。遠くにテント場も見えます。この写真じゃ伝わらないけれど、なんとも素敵な場所でした。ラムサール条約で保護されている場所だそうです。思わずハイジの歌を歌い出す人がいました。(私もちょっと歌ってしまった)

くちぶえはなぜー♪

1人でテントをかついで旅しているアメリカ人の女の子とすこしおしゃべりをしたり。この後、山小屋でも再会していろいろお話したのですが、この後は阿蘇山にも行くと言っていました。かっこいいなー

坊がツルの説明

ここが今日泊まる宿。こちらも人気でなかなかとれないとか。雨がひどいので、午後は温泉につかったりビールを飲んだりしながらのんびりすることになりました。その前にレインウェアを軽く水洗い…ドロドロになった火山灰で真っ黒け。こんなに汚したの初めてです。転んだわけでもないのに(^-^;)

法華院温泉山荘

とりあえず食堂兼談話室で、熱いお茶をいただきながら一息。とても居心地が良い空間。山関係の雑誌や漫画がほとんど揃っていました。1人でも存分に時間をつぶせそう。

食堂兼談話室

この日泊まるのは、男女混合の大部屋。120人だったかな?富士山以来の山小屋ですが、快適さは段違い。シーツはピカピカ、布団もふかふかでした。

他に個室もあるそうです

少し落ち着いてから温泉へ。女湯の入り口にはこんなコレクションが。

壮観

誰もいなかったのでパチリ。眺めも最高!

デッキに出るとテント場から丸見えです

ほかほかくつろいでから、みんなのいる食堂へ戻ります。飲み物はここのメニュー以外にも自販機があって、ビール350mlが300-350円くらいでした。エビスの黒があったのが嬉しい。

反省代?

売店でいろいろ買い物したり。バッジコレクターがたくさんいました。どれ買ったー?なんてワイワイやりつつ、今ごろ自己紹介タイムになったり。

手ぬぐい好きです

あっという間に夕ごはん。とても豪華で美味しかったです。ごはんはもちろんおかわり自由。

黒エビス♪

テントは寒いかなー

この後もビールやお茶でワイワイやりながら、夜は更けていったのでした。ガイドさんの山に対する思いとか聞いていてちょっとうるっときてしまったり。普段なかなか接する機会のない年代の方ともいろいろお話できて、とても良い時間でした。

今日のんびりした分、明日はしっかり登らねば。大丈夫かなーと少し不安もかかえつつ、明日の晴れを祈って眠りにつきました。しかし大部屋ではなかなか眠れなかった(^^;) ここらへんもう少し鍛えたいところです。

寝静まる大部屋

ちなみに、この辺り一帯では携帯はdocomoしか電波が入らないようでした。softbankはなかなか繋がらなかったなー。たまにはそんな時間も良いのですが、ガイドさんは電話を介してNHKラジオへの出演予定があったのでdocomoで助かったと仰ってました。ラジオ聞きたかったけど電波が入らないので聞けなかった…残念!
 

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