2016年3月17日木曜日

ちいさな庭ができました

最近、毎日のちょっとした楽しみが増えました。きっかけは、近所にオープンしたさかい珈琲さん。

さかい珈琲

オープン初日に行ってみたところ、ちいさな花の苗をいただきました。何だか新鮮な気分で「ちゃんと残りのつぼみも咲かせたい!」と妙に張り切り、帰り道に大きめの鉢や土を購入。お花の名前は、店員さんに聞いたけれどこの時点では分かりませんでした。いろんな苗がランダムにあったようです。

オープン記念

ランチはボリュームたっぷり!

珈琲も美味しかったです

そして、毎朝ベランダの窓を開けて花の成長を眺めるうちに、どんどん楽しさに目覚めてしまい…いつの間にやら仲間が増えて、狭いベランダがますます狭くなりました(^-^;)

ささやかな庭気分

枯らしてしまうのが不安で…と園芸には手を出さなかったのですが、桜の鉢を買おうか迷っているときに「少なくとも今年の春は楽しめるでしょ」と背中を押され、あまり先のことまで心配するより今を楽しもう!なんて思えてきたのです。単純ですね。

先日は、寄せ植えにも挑戦。どんな組み合わせにしようかな~と売り場をうろうろするのも、悩ましくも楽しかったです☺

花ほたる・アリッサム・もみじ葉ゼラニウム・バコパ

新しい植物が増えたときは、花言葉を調べたりして Instagram でつぶやいたりしています。これがまた楽しい(^^) 花言葉の由来って面白いんですよね。

いただいた鉢植えもすくすくと成長し、何やら茎やガクの部分に白い粉が見えてきました。これは「オトメザクラ」の特徴のようです。サクラソウの仲間。たぶんそうだろうなとは思っていましたが、観察を続けてはっきり分かると嬉しいです。

白い粉が見える

ちなみに、調べるとっかかりとして使っているのは「花しらべ」というiPhoneアプリ。もともとは山登り用として購入したのですが、便利なので普段からちょこちょこ使っています。写真からも名前からも調べられるし、説明文も写真も豊富で楽しいです。「写真から検索」の的中度もなかなかいいですよ。

あの日のオトメザクラさんはどんどんつぼみが開き、今はこんな感じ(^_^)

まだまだ咲きそう

仕事に疲れるとちょっと窓を開けるのが習慣になってきました。そんな毎日も、きっかけになったのはちいさな苗ひとつ。何が毎日を変えてくれるかわからないものですね。

知らないことばかりなので、ちょっとずつ勉強しつつ…しばらくは楽しんでみたいと思います。

野菜も…いつか?

 

2016年3月16日水曜日

国保を安く-大阪文芸国保に切り替えました

国民健康保険は高いですよね…何とかならんものかと前から思っていましたが、ついつい面倒で放置していました。やっと重い腰を上げて調べてみたところ、噂に聞いていた大阪文化芸能国民健康保険には広島市民も加入できることを知りました。「大阪」とついていますが意外に加入できる範囲が広くて、東京都なんて全域が対象なんですね。私のような誰かの役に立つかも…と思ったので、細かな手続きについてメモしておきます。

ちなみに、広島県では他に呉市民が加入できます。


「個人で加入できる職業」の中に「翻訳家」があります。翻訳業であることを確定申告書に明記していることが条件となります(法人事業所の事業主および従業員は不可)。


電話で問い合わせをすると、加入条件などについて確認され翌日には申込書類が届きました。対応がとても早いです。ちなみに加入条件として紹介者が必要で、書類を請求する際に紹介者の名前を求められます。「紹介者がいない場合にはご相談ください」との記載もありました。私は同業で親しくしてもらっている方に紹介者になっていただきました(感謝)。

即日届いた書類(起き上がり小法師は私物です)

さて、どのくらい安くなるのか? 人によるとは思いますが、私はかなり安くなりました。もっと早く申し込んでいればよかったと後悔…。こちらで試算できます。


送られてきた書類に記入する他に、いくつか揃えねばならない書類があります。

○世帯全員の住民票
○現在加入している保険証の写し
○確定申告書の控えのコピー(職業が確認できるもの)
○前年度の「市・府(県)民税 納税通知書」または「住民税 課税証明書」
○ゆうちょ銀行の自動払込利用申込書(お客様控え)

私は納税通知書がもう手元に無かったので、区役所内にある市税事務所で課税証明書をとりました。納税通知書を保管しておけば楽ですね。これは保険料算定のため、毎年6月に提出することになるようです。

そして、保険料の引き落しはゆうちょ銀行のみとなります。私は口座を持っていなかったので、新たに作りました。

広島市中区役所

春です♪

書類を揃えるのにちょっとバタバタしましたが、あとは「被保険者資格取得届」と「職業調査用紙」に記入して送付するだけ。そして、昨日ポストに入れたらさっき電話がかかってきました。とにかく対応が早いです(^-^;)

無事に資格取得できるとのこと、そして保険証を受け取りにいく日時についての電話でした。「保険料を算定したところ○○円となりましたが、このまま手続きを進めてよろしいですか?」と聞かれます。そして初回だけは1ヶ月分の保険料を持参して直接受け取りにいく必要があります(代理人でも可だそうですが、郵送は不可)。私はちょうど大阪に行く予定があったので、その日から切り替えてもらうことにしました。保険証を受け取ったら、今までの保険証を役所に返却に行って終了の予定です。

意外にすんなりと手続きが進みました。「国保高くて参るよね…」なんて話を、以前同業の飲み会でしたな~なんて思い出しつつ、大阪府民以外でもこれに加入できることを知らない人もいるかもしれないなと。機会があったら周りにもオススメしてみようと思います。

キリッとした空

 

2016年3月1日火曜日

「マスターしておきたい技術英語の基本 -決定版-」

少し前になりますが、名著「マスターしておきたい技術英語の基本」の新しい版が出ました。技術翻訳者の中には愛読されている方も多いかと思います。私も、仕事中いまだによく参照します。

左が新しい版です

新版といってもどのくらい改訂されているのか分からないので、現物を見てから買おうかなと思っていました。検索してもまだそのような情報はなかったので、ここに軽くご紹介しておきます。

結論から言えば、かなり改訂されています。フォントが少し小さくなって行間も狭くなり、情報の密度が上がりました。かといって、読みづらいほどではありません。イラストも増え、旧版よりも視覚的に分かりやすそうです。

目次だけ一部載せてみます。

左が新版(クリックすると大きくなります)

ご覧のとおり、まず目次がガラッと変わっています。単純に項目も増えていますね。さらに、ひとつひとつの項目も旧版からかなり書き改められています。まだ全部読んだわけではないですが、比べていくと「なぜこの行を削除したのかな…?」と変に気になったりもしてなかなか進みません(^-^;) 気にせず、一度通読したいと思います。

まえがきによれば「長年にわたる技術英語の添削によって蓄積された間違いのコレクション」ですが、それらがよくある間違いの順に項目別にまとめられていて、巻末に索引もあります。一口に「実現する」と言っても、何を実現するかによって使う単語が変わる、そんな細かなニュアンスの違いを教えてくれる本です。通読するだけでなく、長くリファレンスとしても使っていきたい一冊です。